事業を立ち上げる際にはさまざまな問いに答える必要があります。「ココロとカラダのセルフケア」というコンセプトをどのように実現するか。人の生活の中で使いやすく価値ある体験を作るにはどうしたらいいか。事業としての継続性を担保するにはどのようなビジネスモデルである必要があるか。これらの問いに同時に答える解を探して、様々な仮説を行き来しながらプロダクト、サービス、事業をデザインしました。
従来の売り切り型のビジネスモデルにこだわらず、ウェアラブルメガネとしての特性を活かした新しい販売方法や、継続的な価値提供の仕組みも構築しました。

自分の心身を整えるためには、まず自分を知ることが重要です。普段どれだけ心が安定しているのか、姿勢がどれくらい左右に傾いているのか、猫背気味なのか、1日を通してどれくらい座っているのかなど、さまざまなデータをわかりやすく提供できるUX/UIをデザインしました。
メガネをかけているだけで自分のココロやカラダのデータを測定・収集できる手軽さと、アプリでビジュアライズされた情報を起点に習慣を変えられるデザインを重視して制作しました。

メガネとアプリだけではなく、その周りにあるパッケージ、ブック、ポスター、キービジュアルなどあらゆるユーザー接点となるコミニュケーションを統合的にデザインしました。サカナクションの山口一郎さんにご出演いただき、JINS MEMEが目指す世界観を表現する映像やビジュアル制作も実施しました。

JINS MEME の商品webサイトの企画・制作を行いました。メガネの鼻あて部分にセンサーが入っていることや、アプリと連動することをできる限りわかりやすくビジュアライズするよう心がけました。